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OIAS創成記~ポイント制掲示板実現へ~

仮想通貨の使えるポイント制掲示板GiAnTa BBSで任意団体から営利法人を目指す(かも知れない)OIASの創成期の記録です

Winny無罪判決に思うこと

年末に近い休みで色々とやることもあるのだが、まずはブログの更新。今回はこのブログから初めてのトラックバックを貼ってみようと思う。対象はだいぶ昔の記事になるがid:KoshianXさんの「不況や就職難の原因は警察と検察とメディア」と言う記事だ。
http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20101226/1293342817
id:KoshianXさんは某IRCで初めて私のブログを見て頂いた方であり、歯に衣着せず書きたいことは思う存分書く方なので、時々「私はその意見には反対です」と言いたくなるようなことを書かれることもあるのだが、Winny作者逮捕に批判的な立場であることなど、私と共通する意見を持っておられることも多い。そのWinny作者であるが、最近無罪判決が確定したようである。前から当エントリのような内容を書こうと思っていながら躊躇われていた部分もあったのだがこれで思い切って書けるというものだ。
白状すると私はWinnyにとって代わるようなソフトウェアを作ってみたいと思っていたことがあった。Winnyと違うところは、著作権法に触れるようなファイルにフィルタを掛け排除し、その上でオリジナルコンテンツを提供したものにインセンティブを与えるようなソフトを目指したことだ。今のGiAnTaプロジェクトの原点と言っても良い。実際に作れなかったのは私の実力不足に因るところが大きいのだが、やはりWinnyの作者逮捕(以下Winny冤罪事件と言う)によって、フィルタを掛けても排除しきれない著作権法違反行為のために公権力からの圧力を掛けられ人生を台無しにしてしまう恐れから、私の開発意欲は大いに委縮したことは否めない。金子勇氏の「Winnyの技術ISBN:9784756145482」と言う本も買おうとしたことがあったが、ためらった末、結局今日に至るまで買っていない。
だが、Winny冤罪事件によって、かえって私の反骨精神のようなものが刺激されたことも事実である。著作権法違反が問題だと言うなら、その部分をサーバ管理による削除で徹底的にクリアにし、かつ今までのコンテンツ流通業者の搾取の網に乗らない著作者への対価還元システム・新しいビジネスモデルを作ろうと言う思いが沸々と湧きあがった。金子勇氏はかつてWinny開発の際は徹底的に自分の正体を明かさない方向で頑張っておられ、それはそれで評価すべき姿勢だと私は思うが、私のやり方としては、今はブログで実名公表こそしていないが、サービス公開の際には正々堂々と実名でやるつもりだし、実名でしか取れない特許の取得も考えているし、今でもリアルの知り合いに当ブログを見せたりしている。Winny作者が逮捕された理由に「著作権法に挑戦的だった」と言うのが有ったと記憶しているが、「旧態依然としたビジネスモデルに挑戦的だ」と言う理由で圧力を掛けられる言われは何もないし、もしそんなことで逮捕されるのだとしたら、そんな終わっている国は出ていく以外の選択肢は私にはない。
私見だが、Winnyの社会に与えている悪影響を考えると、確かにWinny作者逮捕が100%悪かったと言いきれない面もあると考えている。私の開発意欲を萎縮させた面もあるが、それは結局曲げられたと言えばそうかも知れないが違う方向に伸びていった。しかしWinny作製に対する冤罪逮捕と言う100%とは言えないものの間違っている蓋然性の高い行為を犯した京都府警などに対し、私は何かペナルティがあってしかるべきではないかとも思うのである。