OIAS創成記~ポイント制掲示板実現へ~

仮想通貨の使えるポイント制掲示板GiAnTa BBSで任意団体から営利法人を目指す(かも知れない)OIASの創成期の記録です

誤解

自転車操業についての誤解

もう大分昔、「自転車操業は犯罪ではない」と言うエントリーを書いたことがあります。

http://oias.hateblo.jp/entry/20090205/1353933007

それを今日このatmarkitの記事

http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/teakaikei/85/01.html

を見て思い出しました。ここには自転車操業がどうして悪いのか分かりやすく書いてあります。

これを見て気付いたのですが、「自転車操業」と言う言葉には2つの意味があります。一つはatmarkitの記事にある「出資と利益の混同」で、簡単に言うとすでに出資している人への分配金を、他の人からの出資金から支払うことです。もう一つは私が「犯罪ではない」と擁護した、零細企業が「借金を返すために別のところから借金をする」と言うことを繰り返すタイプの自転車操業です。

少なくとも「出資と利益の混同」の方の自転車操業については犯罪にまであたるのかは私には分かりませんが、明確に会計ルールに違反しているようです。この点で私の過去のエントリーには誤解に基づく誤った記述があったことを(今さらですが)お詫びし、撤回します。

ところで、「出資と利益の混同」は、返すあてのないお金を返せますと騙してお金を集めるという点で、詐欺的な意図が感じられますが、その点、借金を返すために借金をするタイプの自転車操業はどうでしょうか?確かにこちらも「お金は返せます」と言わないと基本的に借金はできないはずなので同じなのかも知れませんが、私の感想としては出資を募る方の自転車操業より悪意を感じないのは、単なる個人的な感じ方の違いなのでしょうか?専門家ではないので確かなことが言えないのは歯がゆいところです。

ところでGiAnTa BBSは法律的には

たまにGiAnTa BBSはマルチ商法的な要素があるのではないかと批判を頂くことがあります。私の意見を言うと、GiAnTa BBSは親(先に出資した人)より子(後から出資する人)の方が多くの分配金を得られる可能性がある、と言う点で、マルチ商法の持つ問題を根本的にクリアできているのでシステム的には問題はないはずだ、と言う意見です。

もっとも人によっては理髪店で友達を紹介したらカット料を割引して安くする、と言うのもマルチ商法だと思われてしまったり、新しいもの、よく分からないものはとりあえずマルチ商法だと言ってしまえ、と言うこともあったりする(この点は資本主義を改良する試みはとりあえず共産主義だと思われてしまうのに近いものがあるかも知れません。)ようなので、あまり気にしてもしょうがないのかも知れません。

しかしGiAnTa BBSを実現する上で法律的に問題となりそうな点については、早めに専門家のアドバイスを頂いておいた方が良いかも知れないとは思います。

Adwordsを試し、電話もしてみました

Google Adwordsが、2500円で10000円分の宣伝ができるキャンペーン中だったので、このブログとGiAnTa BBSを、試しに宣伝してみました。するとびっくりするくらいアクセスが増えました。

普段は更新した日だけ多くて15ページビュー(PV)くらいで、後は多くて3PVくらいなんですが、広告掲載中は毎日のように15PVくらいのアクセスがありました。もっとも、2500円分を期限内に使い切らないと残りの7500円分が無料でもらえなかったので、思い切って高い単価で広告を出したことも効果を押し上げたのかも知れません。

ちなみに今は単価を下げましたが、まだ「ポイント」「掲示板」などのキーワードや「ポイント 掲示板」のキーフレーズで広告を掲載しています。Adwordsからお越しの皆様はようこそいらっしゃいませ。

ついでにGoogleのサポート電話も無料でできるようだったので、思い切って電話してみました。色々分からないことを質問しましたが、やはり広告を効果的に出すためにもサービスを実際に公開するのが一番とのことでした。

と言うわけで最近は結構、GiAnTa BBSの実装が進んでいる感じです。

東京でアドバイス頂いた事、その後

今月6月1日〜3日にかけて東京に行き、初めて出会う方、過去にも親しくして頂いた方も含め、色々な人達に会った。その中で自分のやりたい事を語り、それに対するアドバイスも頂いた。様々な立場の方からの意見ではあったが、そのアドバイスの中には多くの共通項目があり、そのことが印象に残った。
その中でも特に共通していたのが「何となくこれが良いんじゃないかと思うことをその場その場でフラフラとするのではなく、自分が何がやりたいのかはっきりと定めてそこに向かってまっすぐ進んでいくべき」と言うものだった。思えば、もう10年近くも前の話になるが、私にとって最初の社会人経験だったITベンチャーのGTEの先輩からもそのようなことを言われたのを覚えている。自分でも「ゲームのスーパーマリオのたとえで言うと、ゴールには確かに向かっていくべきですが、途中にコインが落ちていればそれも拾いながら良いのではないかと言う感覚です」などと答えた様に記憶している。
これだけ多くの人から同じ事を言われたのだから、やはり重く受け止めるべきなのだろうとは思っている。しかし実際にやってみようとすると、「多面的に、間接的に物事を進めていく癖と言うのは私の生活スタイルに深く根ざした物で、簡単に変えられるものではないな」と感じると言うのが率直な感想だ。
やはりGiAnTa BBSの実現を例に取った説明となるが、私の目指すのは「新しい通貨の仕組みを作ること」なのか「新しいビジネスをすること」なのか「社会に貢献すること」なのか「自分のアイディアを実現すること」なのか、また中身は「有用な情報の発信者に報いるシステムを作ること」なのか「有用な情報を抽出するツールを作ること」なのか、と言う重要な選択肢がある。私が実際に身の回りにあるものを捨てるのも苦手なのとも関係しているのかもしれないが、どの選択肢も捨てがたく感じ、結局今もどれかに向かってまっすぐには進めていない状況だ。
いっそのこと「多面的に物事を進めていくのが自分に合ったスタイルだ」と割り切って、自分のやり方を貫く、と言うのが正解なのかも知れない、とすら思ってしまい、しかもそれを決断できずそのことでまた迷ってしまう、と言うあたりにも私の優柔不断な性格の闇の深さが現れているようだ。
それでもとりあえず「自分のアイディアを一枚のスライドで40秒程度で話せるようになる」「多少穴はあってもとりあえず動作が人に伝わる物を実装してみる」と言う具体的な取り組みについても、共通するアドバイスを頂いたので、まずは頭と体を動かしてみるのが良いのかも知れないと思っており、とりあえずはそこから取り組んでみるつもりだ。

GiAnTa BBS資料

今度東京で評価経済などの非貨幣経済やPICSYと関係の深い「なめらかな社会」に関する勉強会があり、そこでポイント制掲示板GiAnTa BBSについて発表を行うことになった。まだ作りかけだが資料はこちら。
http://www.oias.info/sample/GeekOfficeEbisuGiAnTaPublic20130523.pptx
GiAnTa BBSについてはこのブログでも何回も紹介しているが、図なども入ってより理解しやすいものになっているかも知れない。とは言ってもまだまだ改善の余地はありそうだが。
最近またエントリが長くなってきているので反省も込めて今日はこの辺で。

独自研究発表の場としてのGiAnTa BBS

私の考えているポイント制掲示板GiAnTa BBSは独自研究の発表の場として優れたものにできるのではないかと考えている。
これは一つには、集合知を結集する場としてGiAnTa BBSの強力な競合相手であるWikipediaでは、独自研究の掲載は禁止されているので、GiAnTa BBSでは独自研究を歓迎することで、差別化が図れるのではないかと言う意図がある。(GiAnTa BBSがWikipediaを競合と考える程のレベルに達しているのかと言うツッコミは置いておくとして。)
もう一つには、現在、研究を発表し評価される手段として最も正統な方法とされている、インパクトファクターの高い論文誌に投稿してピアレビューを受ける、と言う方法を、私は旧態依然としたものと考えており、別の優れた選択肢を提供できないかと言う思いがある。
ピアレビューの問題点としては論文が投稿されてから発表されるまでに時間が掛かることや査読者に負担が掛かること(実際私も、お世話になっている先生が忙しい中査読を頼まれて苦労しておられるのをしばしば目にする)、どの査読者に当たるかによって審査を通過するかどうかが左右されてしまうこと、査読者にアイディアを盗用されてしまう可能性のあることなどが挙げられる。
もしGiAnTa BBSのポイントが一般に価値を持ち、GiAnTa BBSが研究発表の場としてスタンダードな物になれば、こうした問題は一挙に解決される。論文は投稿すると同時に発表され、その論文に価値があるかどうかは、選ばれた査読者だけではなく、その論文に興味を持った全ての人によって評価されることとなる。尤も、現在でもWebサイトなどで独自研究を発表することは可能なので、GiAnTa BBSが研究発表の場として役に立つには、GiAnTaの枠組みで流通するポイントが論文投稿者にとって十分に価値を持つことがカギとなる。

GiAnTaの読み方

今更ながら「GiAnTa」の読み方について。GiAnTaは一体どう読むのか疑問に思っておられる方も多いのではないかと思うが、実はまだ正式には決まっていない。
GiAnTaは「Give And Take」と言う言葉を縮めたものだと言うのは過去のエントリで書いたが、私の中では「ジャイアンタ」と読むことが多い。「ジャイアンタ」は私の体が人並より大きいことに引っかけた名前にもなっていたりするのだが、その他「ギアンタ」にしようかと言う案もあったり、「ギブアンドテイク」を縮めたのなら「ギアンテイ」が自然なのかもしれないと思うがあまりにも語呂が悪いので保留していたりする。
実は後から気づいたことだが、GiAnTa BBSは、まず良いと思う投稿に対してポイントをGiveし、その見返りとして次から自分も、あとからその投稿にポイントをGiveする人のポイントの一部をTakeできると言う、まさに「Give And Take」の名を冠するに相応しいシステムとなっている。世の中にはテイクアンドギブ何とかという名前のベンチャー企業もあるようだが、やはりギブがテイクの前に来るのがこの言葉の精神の中核をなす物だと私は思っている。
話を元に戻すと、去年Happy Projectの望年会にSkypeで参加した時、「ジャイアンタ」と読んで下さいと言ってしまったことも有り、そろそろ正式名称を「ジャイアンタ」に決定してしまおうかと思っている。

新しく小さな会社は株式会社らしく在れない社会に物申す

株式会社のような有限責任会社においては、出資者はその会社に出資した額のお金を全て失うかも知れないと言う責任を負うが、それ以上の(金銭的)責任は負わなくてよい、と言う有限責任の原則は一般的に良く知られている。だが実際には、新しく小さな株式会社の経営者は、会社の債務について連帯保証させられ、実質的に無限の責任を負わされるケースが今の日本では多いと言うことは皆さんご存じだろうか?恐らく知らない方も多いと思う。ただでさえ有利な古く大きい企業は、信用があるからということで連帯保証などさせられることは少ないようで、私はこの新しいことに挑戦する者に冷たい現在の日本社会に物申したいと思う。
もうひとつ、元の記事はもう消えてしまったようだがこのリンク先を見て頂きたいhttp://ceron.jp/url/www.yomiuri.co.jp/job/entrepreneurship/isozaki/20111116-OYT8T00569.htm元の記事には確か、「株式会社などが出資者を募集する時、50人以上に声を掛けると、莫大な費用がかかる監査法人による監査を求められるため、実質的には50人以上の人から出資を募ることはできない」と言ったことが書かれていたと思う。インターネットが普及している現代、小さい額の出資を広く多くの人から集めて起業したいと言うニーズは多くあるはずだ。だが50人以上から出資を募ると監査を必要するというこの規制がそれを不可能にしている。私自身、私が考えたポイント制掲示板GiAnTa BBSのポイントを運営会社の未公開株と交換できると言う制度を作ることによって、ポイントの価値を飛躍的に高めることができるのではないか、と言う画期的なアイデアを思いついていたのだが、この規制があるためそれは不可能であることを後から知った。もちろん詐欺などを防ぐ上で何らかの規制が必要なのは分かるが本当にこの規制がそのために有効性が大きいものだと言えるだろうか?
小さな会社でもある程度株を自由に発行し、株式会社らしく有限責任の原則の下で資金を調達できる社会が実現することを、私は願って止まない。